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50歳になって思うこと [暮らし]

50歳になって2か月経ちました。

なんにも考えていなかった9→10歳は別として、これまでも10代→20代、20代→30代、30代→40代と、字面で見ると特別感がありそうな世代またぎを経験したわけだけど、特にどうという感慨もなく気づいたら世代またぎしていた。

そういえば30歳になったときはインドネシアにいて、日本人は男女を問わず好かれ、そのため友達になってください!私はこういうものです!そしてあなたは!とぐいぐいと自己紹介を促され、そのたびに年齢を聞かれ(インドネシア人はまったく躊躇なく年齢、既婚か未婚か、子供はいるか、なぜいないのかを立て板に水で尋ねる)、「tigapuluh(30)」と答えると、一瞬の絶句というか驚愕(恐怖?)の表情そして苦笑いを浮かべ踵を返す…というもらい事故のような状況にたびたび遭遇した。
だからといって悲壮感はなく、苦笑いと愉快の中間くらいの気持ちだった。

40歳になってからはちょっと焦りがあってもがきもしたけど、それでも年齢に対する自覚は薄かったように思う。

が、50歳はなんか違う。
「できること」、「できないこと」そして「やってはいけないこと」をしっかりと見据えようという気持ちが芽生えてきた。これは今までにない感覚。
身体の変調がかなり心境に変化を与えているように思う。

白髪だったり、緑内障だったり、ドライアイでコンタクトレンズがつけられなくなって日常生活が眼鏡になったり、その眼鏡が老眼のため遠近両用になったり、アレルギー発症でしょっちゅう鼻がぐずぐずしていたり。
体重が落ちなくなったり、手足がガッサガサだったり。冷えるのでスカートが履けなくなったり。
徹夜ができなくなったり。
かつては、3日くらい徹夜して空港のポストに速達で投函してから飛行機に乗って、でも飛行機で眠れるから大丈夫♡なんてことしていたけど、今は絶対できない。
2月の香港で発症した原因いまだ不明の大湿疹がけっこうトラウマ。

無理はいかん。無理すると免疫力が低下する。免疫力が低下すると病気になる。
というわけで、「できること」、「できないこと」そして「やってはいけないこと」をしっかりと見据えようという気持ちが芽生えてきたのかも。

一生を5段階に分けるライフステージの考えでは、幼年期(~5歳)・学齢期(6~18歳)・青年期(19~39歳)・壮年期(40~64歳)・老年期(65歳~)というふうに年齢区分していることが多いようだけど、この区分は人生100年時代にあってないんじゃないかな。
私の感覚では学齢期(6~24歳)・青年期(25~49歳)・壮年期(50~75歳)・老年期(76歳~)って感じかなぁ。

となると、50歳は壮年期1年目。体調の変化や心境の変化もライフステージが一つ進んだためと考えるとなんかしっくりくる。

壮年期1年目になにか新しい種を蒔きたいな。25年後に花が咲くような。
うーん。なにがいいかな。1年目はその「なにか」を見つける年にしよう。


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liang

確かに年齢の変化をひしひし感じております。
と同時に諦めというか開き直って
フリーダムな境地に達したような。
壮年期初期かーなるほどねー。。。
by liang (2019-04-25 12:29) 

よーちゃん

60過ぎると、もう身体の衰えは顕著に自覚しますわ(^_^;)

壮年期のスタートに是非、楽器を!
歳とっても続けられるし、ウクレレとかお手軽よ。
by よーちゃん (2019-04-26 08:46) 

ポッポ

liangさん、そうそうなんか自由な気分ありますね。
自分の意志で自分の体で自分のお金でできる、そして時間もある。楽しまなくっちゃですね!

よーちゃんさんが体の衰え!?
若いころはどんだけーーーーと思います。
実は楽器をはじめたいと考えているんですよ。ウクレレかぁ。どうも漫談が頭をちらつく…。
by ポッポ (2019-05-02 20:56) 

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