マラソン遠征♪ その2 [旅]
2019年3月3日曇り
鹿児島マラソン大会当日。
天気予報では気温は17度とそこそこ高いながらも雨。
雨は嫌だなぁ。
鹿児島入りする前は雨が降ったらDNSして観光旅行に完全シフトしよう!と前向きなんだか後ろ向きなんだかわけわからない決意をもったけど、鹿児島の街を歩いてナンバー交換に行ったところで、この街を走りたい!と強く思った。
朝食。
前日夜にスーパーで買った。
「あく巻」ってなんだろう?と手に取ってみたら材料がもち米だったので、マラソン前の朝食に丁度いいと思い購入。
食べてみたら…味がない。
もち米を蒸しただけのシロモノだ。
あく巻の正しい食べ方を検索してみたところ、みたらし風にしたりきな粉をつけたりして食べるんだと。ひー。
リアルに涙目になりながら、栄養だ!と言い聞かせて食べた。
本日から他のホテルに移るのでパッキングを済ませ、フロントに荷物を預けて7時30分に出発!
すんなりとスタート地点について、まず1度目のトイレ。
女性用の列が短い。
7時45分くらいからスタート地点に並んだ。
スタートブロックのやや前方で待っていると、なんとなく再び尿意が。
8時過ぎに列を離れてトイレへ。
列は長かったけど、8時20分の整列終了時間前にブロックの最後尾に並ぶことができた。
すぐ前でNHK鹿児島放送局のアナウンサーがほかのランナーさんに取材している。
私も映り込まないかな?とちょっと期待したけど、取材をうけて人々がのらりくらりした回答に終始していたのでこれは放送ないなぁとあきらめた。
スタートの号砲前になんと桜島が噴火!
あまりのタイミングの良さにアホな私はスタート前の花火代わりのイキな演出かと錯覚してしまった。
8時30分スタート。
いったん港のほうに行ってから市街地を走る。
実は、今回の鹿児島マラソンはウォーリーの格好で走りました。
赤白ボーダーの長袖Tシャツ、ジーンズ柄のスパッツ、そして赤いポンポンつきの帽子と黒ぶち眼鏡。
「仮装」というにはあまりに控えめながら初めての仮装ラン。
スタート時は寒くてシャカシャカを着ていたのだけど、3~4キロ走ったところでシャカシャカを脱いで腰に巻きウォーリーに変身!
すると、同じくウォーリーTを着て走っている女性に「ウォーリー頑張って!」と声をかけてもらい、また10キロくらいでトイレに並んで用をたしたためにかなり遅れてしまったのだけど、トイレから出て走る体勢に入ろうかというときに「あれ?ウォーリーじゃーん」と声をかけられた。それからは、沿道のみなさんから「ウォーリー!」と声援をいただきすごく楽しかった。
特に給水ボランティアの高校生からは「ウォーリー!ウォーリー!」の大声援をいただいちゃって、普段はローテンション気味に走る私もハイテンション!
10人以上並んで応援してくれる高校生にハイタッチ。
いやー。私の50年の人生でこんなに応援してもらったのって初めてだわ。
楽しいもんですねぇ。
でも、30キロ過ぎてかなり苦しくなり、ウォーリーTがずるずる下がって気になり、帽子が脱げそうになり…心の中は「もううウォーリーやめたい…」と弱気になってもウォーリー!と声援を受けたらにっこり笑ってハイタッチ!!
仮装ってなかなか大変なのね。
再び市街地に戻ると、「お帰り~ウォーリー」と声をかけてもらって泣きそうになった。
最後の力を振り絞ってゴール。
ゴール時には、マラソンゴール実況の方の「ウォーリーだ」「〇〇さん、見つけるの早いですね」というやり取りが聞こえてきてにんまりした。
タイムはグロスで5時間40分、ネットで5時間30分でした。
遅いけど、この時期にフルマラソンをそれもウォーリーで完走できて大満足。
ゴール後の導線はとてもスムースで、ホットとアイスの両方で提供してくれた知覧茶がとっても美味しかった。あと豚汁とおにぎりもうれしかった~。
シャカシャカを上にはおってホテルへ。
荷物を受け取って本日のお宿へ移動し、自慢のかけ流し温泉を堪能した。
鹿児島の地物が楽しめるお店♪
〆の鶏飯まで大変美味しゅうございました。