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ゴールデンスランバー [本]


伊坂幸太郎。

初めて読む作家さんです。
最近は、書店で平積みされている本を買って読む、、、ってのを楽しんでいて、ありゃりゃ、、ってのもあれば、作家名からは出会うことが無かった本を手に取ることが出来てラッキー! ってこともあります。
ゴールデンスランバーは後者。
平積みされているんだから話題の本なんだろうけど、作家名も作品名も初めて知りました。

ミステリー好きながら勧善懲悪的結末が好きな私としては、大団円!とは言えない結末が気に入らないといえば気に入らないけど、でも、まあ、しょうがないのかな。

解説のところに、作者の言葉として「物語の風呂敷は、畳む過程がいちばんつまらない」という一節が紹介されていました。
なんだかわかるーーー。
もう結末のつけ方もなにもかもわかっているのに、これまでの伏線を拾って歩く(ちゃんと拾っているか確認する)作業ってのは、確かにつまらなそう。

そんなことを言う作者の作品だけあって、すべての伏線がしっかりと拾われていて、あれ?これって、、、?? と前に戻って読み直してみるとしっかりと腑に落ちます。

年末年始の長期移動のおともに良いですよー。


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コメント 4

なー

オー、伊坂幸太郎。グラスホッパーは、買ったまま放置していますわ。私も正月に読もうかとおもいつつ、新春ぐらいはオメデタイ本がいいかなと、悩み中。本が読みたいな~~。
by なー (2010-12-27 12:37) 

ポッポ

グラスホッパーは暗い感じの内容ですね。あともう何冊か伊坂作品を読んでみたいと思います。
by ポッポ (2010-12-27 16:24) 

よーぴん

わはは、私も文庫になるのを待って先日購入、まだ読みかけです。
映画の宣伝(堺雅人?)が印象的だったね。
グラスホッパーは、確かに暗いし、どちらかというと男性受けするのかな。
伊坂幸太郎は割と好きで他に何冊か読みました。
オーデュボンの祈りは面白かったような…。
たくさん映画化もされてますが、映画のほうは「死神の精度」しか見てないかな。はい、金城武が好きなので!
by よーぴん (2010-12-29 14:51) 

ポッポ

よーぴんさんのコメントでそう言えば何年か前に堺雅人が映画宣伝していたのを思い出しました。でも、原作読んでみたら堺雅人じゃないよねー?
お父さんの伊東四郎はハマリ役っぽいですが。
今回面白かったので、今度オーデュポンの祈りを読んでみます。
by ポッポ (2011-01-04 00:29) 

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