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春を告げる花 [ハンブルク滞在記]

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スノードロップ。
全長10センチほどの小さい花ですが、この花が咲くと春が近いと感じるそうです。

もう春か~♪


アルスター湖と中央駅東側探訪 [ハンブルク滞在記]

本日、天気が良かったので散歩がてら中央駅近くの中華食材屋さんへ買い物。
たいていの食材は近くのスーパーで手に入るけど、ダーリンのカレーに欠かせない激辛ピッキーヌ(生)は中華食材屋さんにしか売っていない。
生のままだとすぐにダメになるので酢漬けにして冷蔵庫にいれて保存していたけど、それもなくなってしまった。

なんだか歩いて行くのが億劫だったのだけど、例年この時期にスケートリンクになるというアルスター湖の様子も気になるので、やっとこ重い腰を上げました。

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湖の端っこのところは薄っすらと氷が張っているけど、スケートリンクにはなりそうもない。
本日の気温は6度だもんなぁ。
湖のまわりのジョギングコースにたくさんのジョガーが走っていてとても気持ちよさそうだった。スケートという雰囲気ではないです。今年は無理かな。

街に出たついでにいろいろ買い物をするとぐったり気持ち悪い
お腹も空いたので一人ランチを決行。
トリップアドバイザーのハンブルクレストランガイドで美味しそうなカレー屋さんを見つけていたので、そこに行ってみた。
カレー屋さんを目指して中央駅の東側をてくてく歩いていると、街の雰囲気が違うことに気付いた。
中東系の食べ物屋さん、スーパー、洋服屋さんがとても多くてアラブ人街という雰囲気。
そのちょっと外れにあるのが、「カレーラウンジ」。
ちょっと店に入るのに躊躇したけど、一歩店内に踏み込むと明るくていい感じ。
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ランチメニューのラム・マドラスにマンゴーラッシーを付けたら7.9ユーロ。
ラムカレーは美味しいです~。

カレーを食べて幸せホルモンが出過ぎたのか、ダーリンにも[黒ハート]なんて思ってしまって、お持ち帰り用のカレーとラッシーを注文したのですが、ずっしり重い買い物袋を両手に下げ、さらにカレー&ご飯の袋とラッシーカップを手に持っての家までの道のりは苦行だった。
あとでgoogle地図で調べたら店から家まで2.8キロもあった。

それでも、このごろの出不精気味の生活にカツが入った感じ。
今週末に一人旅に出るので良いリハビリになった。


バレエ『白鳥の湖』とディナー♪ [ハンブルク滞在記]

バレエ鑑賞第2弾。

ハンブルクにいるうちに定番中の定番『白鳥の湖』をぜったいに見たい!
と、心に決めたものの、ハンブルク歌劇場の公演日程を見る限り滞在中には『白鳥の湖』の公演はなさそう...。
バレエ鑑賞に目覚めたのが遅かったか...とガックリしつつも、いろいろ検索してみると、
ロシア国立バレエのハンブルク公演を発見。
観に行きました。

上演場所は、ハンブルクコングレスセンター内のホール。
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会場はものすごく広いけど、1階席の後ろの方はガラガラだった。
幕とかPAの場所とか、「業務用」という感じがする。

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開演前にはブレッツェル屋さんが座席を回って売り歩いていたりして、
ホール内飲食禁止の歌劇場とはまったく雰囲気が違う。

違うと言えば、
開始時間が15時の公演だったせいか、子供たちがすごく多くて、
私たちの後ろの座席に座った子ども二人が公演中ずーーっとヒソヒソ喋り続けるのでバレエに集中できない。
振り向いて「シーッ」としたらその直後はおさまったけど、少しするとおしゃべり再開。
だだっ広い会場だけに、客席に緊張感がないような。

緊張感がないと言えば、公演中にフラッシュ撮影やスマホで撮影をする人が何人もいた。
私たちは上から1階席をのぞき込む形だったので、あちこちでそれがあって気になったなぁ。

バレエの方はと言うと、演奏が生のオーケストラじゃなくて、録音だった。
いまどきのスピーカーは高性能だから、あまり気にならないかな?と思ったら、全然違う。
違うと言うか、スピーカーからの音が激しく音割れして、ジークフリード王子の見せ場を台無しにした。
これはひどいな~。

バレエ以外のところではいろいろ不満があったけど、
バレエそのものはすごく良かった。
オデットの踊りも素晴らしいし、オディールの32回転もすごかった。
四羽の白鳥の足さばきも見事。
それだけに、生オーケストラ演奏の歌劇場で観たかったな~。

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観劇のあとはディナー♪
レストランを午後6時に予約したものの、実際のところバレエが何時に終わるのかわからなかったのでちょっとドキドキしていたら、カーテンコールもそこそこにさっくりと午後5時30分に終了。
お客さん側も歌劇場ほどの熱烈な拍手ではなかったし、出演者側も午後7時から2回目の公演を控えているせいかあっさりとした挨拶だったし、会場側もさっさと明かりをつけて退場を促していた。

フレンチレストランで食事。
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実は、昨年の大晦日にここでディナーをしようと1週間前に電話を入れたら、予約がいっぱいで行けなかったので、1ヵ月越しの念願達成。

オープン直後の午後6時に到着すると他には誰もお客さんがいなかったので、予約しなくても大丈夫だったかな?と思っていたら、午後7時過ぎくらいからどんどんお客さんがやってきて午後8時以降には満席となっていた。

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なんたって、久しぶりの外食ディナーだし、フレンチだし、1ヵ月越しで入店が叶ったという思い入れもあることだし、ハンブルク生活もあと2ヵ月だし...ってことで、
二人とも妙に祭り気分となり、7品目コース&ボトルワインを注文(=`(∞)´=)==3

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左:サービスのもっちもちしたつまみ。なんだかわからないけど、濃厚でワインにあう。
右:パンも美味しい。これだけでワインがすすむ~。

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1品目:タラ(?)の生かまぼこ。ふわっつふわで美味しかった~。
2品目:鳩胸肉カレー風味。ちょっとレバーのような味がしてカレー風味が絶妙。

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3品目:魚料理はタラ。真ん中がミルク蒸し、手前が焼きタラほっぺ、奥がフリット。
4品目:シャーベット

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5品目:牛フィレ肉とじゃがいものカリカリ焼き。
6品目:4種のチーズ(左二つはヤギチーズで、右二つが牛チーズ)。白ワインとともに。

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7品目:デザート。いろんなのが味わえて最高~。

実は、シャーベットあたりで満腹となり、チーズはいらなかったかも...。
さらに、お肉のところで赤ワインのボトルを飲み尽くしていたので、チーズのときにはチーズにあうという甘い白ワインをすすめられた。
大いに食べ、大いに酔った。

午後6時に入店し、お店を出たのは午後10時。
出されたものはなんでもパパッと食べる私たちにとって、4時間の食事は最長記録なのでは?

お店の人たちはみな感じが良くて、とても楽しくて美味しい食事でした。
また行きたいな~。


オペラ『カルメン』 [ハンブルク滞在記]

オペラ観劇第2弾。
前回の『蝶々夫人』はかなり(?_?)な内容だったけど、それだけにすごく印象に残っている。

今回は『カルメン』@ハンブルクオペラ劇場。
開演前、ダーリンとともに「どうかオーソドックスな演出でありますように」と願いました。

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今回は奮発して1階席。
16列目だったので舞台がかなり近い。
オーケストラボックスも開演前に初めて覗けました。
ただ、列の端っこのこの席は頭上のボックス席がひさしのようにせり出しているせいで舞台の上部に表示されるドイツ語字幕がまったく見えない。
私にとっちゃあドイツ語字幕なんてあっても読めないし、目に入ればなんとなく目で追ってしまうのでかえって邪魔なくらいだけど、普通のドイツ人ならカルメンはフランス語セリフなのでこの席は困るんじゃないかな。

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1階席から改めて前回の『蝶々夫人』観劇で座った4階席を見るとすごく高く感じる。
舞台より字幕の方が目線に近いので字幕はばっちり見えたけど。

いよいよカルメン上演!
『TVタックル』でおなじみの
ジャンジャカジャカジャカジャンジャカジャカジャカジャンジャカジャカジャカジャーン♪
で始まって、最初からすごくテンション上がる。

内容ですが、

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時代は、1950年代~1960年代くらいかな。地域によっては1970年代かも。
みなが貧しくて、生きるためならなんでもするという時代。
舞台は煙草工場なんだけど、女工達の服装がすごくきわどい下着姿で、
カルメンにいたっては下着姿&ガーターベルトつきのストッキング。
休憩時間になると女工たちは中庭みたいなところに出て来るんだけど、
そこで繰り広げられるのが、男どもを相手にうーーん...。
なにこれ? 18禁?

で、まあ、やたらキレやすいカルメンが工場でやらかして、捕まって、ドンホセがカルメンに誘惑されて、カルメンの逃亡に手を貸して、カルメンに会いに行ったら闘牛士エスカミーリョに心変わりされていて、それでもカルメンが好きで、ドンホセの婚約者ミカエラの登場のたびにやや改心するけど、やっぱりカルメンが忘れられなくて、そんでもって最悪の結末。

wikipediaに書いてあるカルメン(オペラ)のストーリー通りではあるのだけど、
なにせ見せ場が安っぽい。
エスカミーリョの登場のシーンのいでたちは、色こそ金ぴかではあるものの上下ジャージ姿で頭はリーゼントなので、どこのヤンキーの兄ちゃんが出て来たのかと思ってしまった。
ダーリンは「プレスリーかと思った」だと。

そして、カルメンの最大の見せ場は、これまたwikipediaによると、闘牛場に入る闘牛士一団の行進シーンで、大掛かりなものだと本物の馬を登場させることもあるらしい。
「一方、予算の限られた小公演では、このシーンを低コストでどのように作り上げるのかが大きな課題となる。」(wikipedia、カルメン(オペラ)の頁を参照)

そうか! この舞台って低コスト舞台だったのかーー!
この説明でいろんなことが腑に落ちた。
前回観劇の奇妙な『蝶々夫人』の演出だって、演出家がどうコストと折り合いをつけたのかということを楽しめばいいんだ。

最大の見せ場をどう演出するかで、舞台の時代設定とかも決まるんだ。きっと。
時代モノは、舞台装置だけじゃなく、衣装・小道具すべてにお金かかるもん。
お金が掛からないように時代を現代に近づけて演出すると、蝶々夫人はシャワー浴びだすし、カルメンだって下着姿で登場するのね。

で、今回の舞台での「最大の見せ場」の演出は、
みんなで闘牛のテレビ中継観戦。←安すぎる...。
昭和の時代の力道山の街頭テレビ中継なみにみなが食い入るようにエスカミーリョの闘牛を応援しておりました。

見せ場は安っぽかったけど、カルメンもドンホセもすごく歌がうまいので、聞きごたえは十分!
ドンホセの甘い歌声が、甘すぎるだけにダメ男な感じがすごく出ていて良かった~。

カルメンは通常4幕構成らしいのだけど、この舞台は2幕構成。
1幕目がすごく長くて1時間40分もあった。
なので幕間休憩のときには、喉はカラカラ&お腹も空いていたので、
ブレッゼルをつまみにビールを飲みました。
幕間休憩ってなんか社交場みたいで、ビールを飲むだけでも雰囲気が味わえて楽しい。

今回のカルメン観劇でオペラ観劇の新たな扉が開かれたかも~。
あー、こう仕上げてきたか...なんて思っちゃったりして。


夏トリュフ [ハンブルク滞在記]

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いつものスーパーで買い物をしていると、
ダーリンが「ちょっと見て見て!」と、やや興奮気味に小瓶を私の目の前に差し出す。
黒いいしころのようなものが入った瓶には「SOMMER TRÜFFEL」と書いてある。
トリュフだ! しかも10ユーロを切る価格。
これは買うしかないでしょ~。

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塩漬けされていて、出してみるとこんな感じ。

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ダーリン渾身のトリュフパスタ。

で、お味の方ですが、ん?
マッシュルームの方が美味しい。

いや、いや。トリュフは匂いでしょう。
ん?
完全にバターの匂いに負けている。
(ちなみにトリュフパスタの場合はバターを使うんだそうです。ダーリン調べ)

調べてみると、ラベルに書いてある「SOMMER TRÜFFEL」というものは、
日本ではそのまま「夏トリュフ」と言われていて、あの黒トリュフとは違うものでした。
香辛料とともにソーセージなどの材料として使われるそうです。

黒くて、トリュフって書いてあったから黒トリュフだと思ったのに~っ。
そんなに安く売られているはずないか。

一度ほんものの黒トリュフパスタを食べてみたいな。


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