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暮らしのあれこれ [暮らし]

札幌の3月は、雪がとけて日が長くなって日差しがポカポカしてきて、薄着でついおでかけして家の中で想像してたよりも外気はずっと冷たくて後悔したり、横断歩道いっぱいに広がった雪どけの水たまりでどこを通ればいいんじゃ!と悩んだり、泥はねがすごかったり…と返り討ちにあいながらも一年で一番楽しい月。
今年は新型コロナの流行でおこもり生活。

これまで後回しにしてきたことをいくつかした。

①毛玉とり
毛玉とりといっても、ウールのセーターなどは一個ずつ毛玉をつまんでハサミでとるのだけど、化繊ものってみっしりびっしりと小さい毛玉ができてしまうのとても一個ずつとるなんてころはできない。

そこで、
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百均で5個1パックで売っているT字カミソリでうぶ毛を剃るようにやさしく毛玉を剃ってみたらすごくきれいになった。
ポイントは、真っ平にして剃ること。そして、とれた毛玉は布地に張り付いているのでコロコロ(これまた百均の)でペタペタとりながら作業をすすめること。

②ダウンジャケット洗濯
クリーニング代をなるべく節約したい私は、セーターを自宅洗いするのは当たり前、ジャケットも手洗いします
(過去ログのリンクはりました。しかし、改めて過去の記事を読むと毎度同じことやってんなーとあきれますね…。)

今回は、ダウン洗いに挑戦。
ダウンはやっぱりダウン専用の洗剤を使わなければならないのか…しかし、けっこう高いなぁ…と数日間悩んだものの、いいや!エマール様ならダウンだっていけるんじゃ!となんの根拠もなく洗ってみることにした。

「ダウン 自宅 洗濯」で検索して自分なりにダウンの洗い方を勉強。
「ダウン衣類を洗うには手早さが大事。中のダウンまで水がしみこまないようにしよう」。
なるほど。表面を洗う感じね。
洗面台にぬるま湯をはり、エマール様を投入して、ジャケットを入れると…みるみるうちに水がしみこむ―――。ムリムリムリーー。
こうなったらしょうがない。セーターを洗う要領で、もっとも汚れてそうな首まわり・袖口・ポケットの入り口・お腹らへんを揉み洗いして、すすいで、形を整えて軽く脱水して外に干してみた。
どうか中のダウンが片寄りませんように…。

気になって数時間おきに状態を点検すると、外とはいえ曇天の空の下、ジャケットはいっこうに渇く様子はなく、さらにダウンが一か所に寄って固まっているような。
「直射日光をさけて2~3日干したら完全に乾く」らしいのだけど、寄ったまま乾いてしまったら取り返しがつかないんじゃ?と焦り始めて、コインランドリーに走って乾燥機に入れた。
10分100円。

すると、
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いい感じにふんわり戻ったよーー。
ものすごく満足。やってやったぜ!という達成感がすごい。

③金を売った
これまでは、春になったら冬物を売りに行き、「今の季節は冬物の買取価格は安いですよ」と言われながらも、今売りたいんで!と1枚10円とか20円とかでセーターや外套を売ったわけですが、さすがに毎年は売るものはなく。それに最近ではデパートや社販で古着1枚につき500円券に交換とかやってますからねー。

今回は、デパートから送られてきたチラシの中に「金買取り」を見つけ、なんとなく売ってみようかと。

一つは、母が20代の頃に父からもらったというアメジストの立て爪リングのリング部分。立て爪の一つがもう何十年も前に折れてアメジストのルースが取れてしまっている。若いころの母は脅威の7号サイズで、竹輪のような太指の遺伝子を父から受けた私はもちろん母自身も入らない。これはもう売るしかなかろう。

もう一つは、私がインドネシアのバンドンに滞在していたころに、金の販売店が集積していることで有名なコサンビで買った「カットボール」というデザインの金のネックレス。
20万ルピア(およそ2000円)だったか、40万ルピア(およそ4000円)だったか。20万ルピアだったように思うんだけど、なんせ20年前のことなんで金額が思い出せない。
けど、20年前のインドネシアでは1か月の食費は切り詰めて20万ルピア、たまに日本食を食べたりしても40万ルピアもあれば十分だったから、まあそれなりにお高い買い物ではあった。

買ったシチュエーションは覚えてる。友達と一緒に学校帰りに茶色のアンコット(乗合バス)に乗って行ったこととか、何軒も軒を軒を連ねる金製品のお店の一件に入ってこれがいいかな~とか言いながら試着したこととか。

しかし、買ったはいいが、どうも長さが中途はんばで。首に添うほど短くもなく、かといって胸まで届くほど長くもない。
眼鏡チェーンとして母に貸し出したりしたけど、その後母がべっ甲の眼鏡チェーンを購入したためお役御免となった。
これはもう売るしかなかろう。

金など売るのは初めてなので、いったいいくらくらいで買い取ってくれるのだろう?とドキドキした。あと、身分証明書や印鑑とか必要なのかな?

宝飾フロアの一角に「リフォーム&買取」コーナーを見つけ、買取をお願いした。
ドキドキの査定タイム。

すると、母のルースなしの立て爪リングはK18で重量2グラム。
当日のK18の買取価格はグラム当たり3,038円だったので6,076円となった。

私のネックレスはK14と刻印されているのだけれど、「海外でお求めですね?」と確認され、海外で購入したものは不純物などを考慮してK14の場合K10の価格で買い取るんだそう。
当日のK10の買取価格はグラム当たり1,660円、ネックレスの重量は5.5グラムだったので9,130円。全然オッケーよ。

母は壊れた指輪が6,000円にもなってウッキウキ。
私もK10になってしまったとはいえ、買った価格の数倍で買い取ってもらえたことでウッキウキ。
デパート発行のカード提示のみで買い取ってもらえて簡単だった。

ちなみに…と母の純プラチナの指輪と亡くなった祖母の形見の純金の指輪の買取価格を教えてもらったところ純プラチナの安いことにびっくり。
えーー金よりプラチナの方がずっとずっと高いイメージだったのにーー。

母と「これからなにか買うとしたら金だね!!プラチナはやめようね!!」とかたく誓ったのでありました。

さーて。不織布のマスクのストックもなくなりつつあることだし、お次はマスクを作ろうかな。


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