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西日本縦断の旅 その6 [旅]

12月10日土曜日

福岡の中日はドライブデー。

さて、九州でどのように過ごすか…ということについては二転三転しまして。
同行者は博多から釜山へフェリーで渡ることを熱望していた。
私としては国内旅行に付き合うならまだしも隣国とは言え海外には行きたくないので、私は博多で待っているわね♪と答えたら、「一緒に行かないなら、行かない」と。
なんでよ。
例えば、知り合いがいる香港に旅行にでかけ、ついでにマカオにも行ってみたい!と思ったら、その知人が行かないと言っても行くでしょ。

釜山行きをやめるなら、鹿児島まで足を伸ばしてみる?と提案すると、
鹿児島に行くなら屋久島にも行ってみたい。
だけど、大分にも行ってみたい。
長崎にも...
とかなんとかすんごいので、行先は大分一択にした。
異議は絶対に認めない。

そんなこんなで予定を決める段階で疲れ果ててしまったので、友人にドライブに一緒に行ってーーーーと泣きついた。
そしたら車も出してくれた。
嬉し過ぎてまた泣く。

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ドライブ~。

これまでの行程で、私自身よく知らない関西圏旅行を丸投げされて杖代わりのようにもたれかかられている…という意識に陥ってしまっていたので、ここにきて初めて楽しい!と思った。

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初めて来た。地獄。
南禅寺の水路に続いて二時間ドラマ名所巡礼第二弾。
勝手に、軽石のような台地に五色の沼が点在していて、ここは赤い地獄、ここは青い地獄...というイメージを持っていたので、緑豊かなどっちかって言うと露天風呂を連想させる地獄に驚いた。

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地獄まんじゅう。

他の地獄も回る予定だったが、色が違うだけでさほど変わらないのでは...という予想と、同行者が湯布院フローラルビレッジ行きを希望したので、地獄めぐりは一か所だけで終了。

お次は、砂湯。
同行者の行きたいリストの中に「大分の砂湯」があって初めて別府に砂湯があることを知った。

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砂湯は海浜公園の一角にある。
雰囲気がもう南国だもん。

12時をやや過ぎた頃に到着し、1時30分のグループに割り当てられた。

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待ち時間の1時間あまりを足湯で過ごした。
お天気が良くて、足だけ入れているのに上半身にうっすらと汗をかいたよ。

砂湯は完全入れ替え制で、一度に18人(6人×3列だったような)が入る。
①砂をかけられ(5分)
②砂湯(10~15分)
③掘り起こされてシャワーお風呂着替え(10分)
移動時間を含めて全30分。

いっさいもたつくことは許されない。
が、脱衣場は非常にせまく、10名上の女性がいっせいに着衣を脱ぎ、ロッカーに殺到するのでもうわちゃわちゃ。
さらに貴重品と着衣を収納する100円ロッカーは「使用後に100円は戻りません」という無慈悲なロッカー。
浴衣に着替えてさあ行くぞ!の段階で、連れの2人ともタオルを持っていないじゃない。
あれ?たしか渡された注意書きに「タオルを持って」とあったよ。
やっちまったね。
ロッカーを解錠し、タオルを引っ張り出し、小銭入れから100円を出し...必死。

狭いから出てるねーと外に出るやいなや「お客さんこっちこっち」とすぐさま砂場に移動。
指定された番号のプラケースにタオルなどを入れ、指定の場所に寝っ転がると砂かけ開始。
ほどなくして友人到着。
二人とも砂湯状態になってももう一人の同行者は現れず。

あれよあれよとところてん式に砂湯にinしてしまったが、待つべきだったなぁ。
大丈夫かな?ここに来る以外の選択肢ないけど。ちょっと心配ながら文字通り身動き取れないでいると同行者がやってきた。
なんでもタオルを取り出した後にロッカーを施錠しようにも100円がなくて大変だったと。

大変だったせいで一度目のロッカー施錠のときには取り出していたスマホを二度目の施錠のときにしまい込んでしまい、砂湯シーンを撮影できなかったことを残念がっていた。
私も友人もスマホはロッカーに保管したまま。

でもね、ただでさえ砂場なのに、砂湯→シャワー→お風呂場と砂から水というスマホの天敵コースなのだからスマホをロッカーに保管しておくのは正解なのではないか。
他の利用者の方はジップロックにスマホを入れて持ち込んでいたけど、ちょっとねぇ。

私がこの時間帯の一番乗りだったこともあって、我々3人組は真っ先に砂湯タイムアップ。
シャワー室で浴衣を脱いでジャーと全身の砂を落として、お風呂場に移動してボディーソープをつけて洗い、浴槽に浸かった。
砂湯に入ってたはずなのに、お風呂の暖かさが気持ち良い。
ぐずぐずしていたら後のグループに追いつかれるぞい!と急き立てられるように脱衣場に行った。すると、次の時間帯のグループが着替え中で、またもや脱衣場はごったがえした。

指宿の砂蒸しに比べてやたらとバタバタした砂湯体験だった。

天気の良い土曜日の午後ということもあってか、別府市内は大渋滞。
次の目的地の湯布院フローラルビレッジの閉演時間が心配なので、先を急ぐ。

久しぶりの湯布院。前回は、2011年6月だったようだ。

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湯布院フローラルビレッジは、小さなテーマパークとでも言うなのかな
ジブリとかムーミンとかそういうもののグッズがいっぱいあるお土産物屋さん街だった。

到着が午後3時少し前くらいだったので、食べ歩き用の食べ物はたくさんあるけど、食堂が軒並み「準備中」。

どこか良いところないかしら?と、ダメもとで友人がいろいろなレストランをアタックしてくれてるうちに見つかった~。

カフェラルーシュ。

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湖畔のカフェ。素敵。

午後4時でもまだ明るいなんていいね。
札幌ならこの時間はドップリ暮れていて、湖を眺めながら食事なんてできないよ。

お腹も膨れて、帰路につく。

高速に乗るとほどなく真っ暗になった。

晩御飯はなんのひねりもなく、WESTといううどん屋さん。

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一日満喫した。


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